可変トルクリアクトル始動器(VTスター)

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可変トルクリアクトル始動器 VTスター(VTSB)

可変トルクリアクトル始動器 VTスター(VTSB)

特長
スムーズな始動
2段階式のリアクトルです。低い電圧で始動し順次にリアクトルを消去し電圧を上昇させるので、途中でトルクが大きくなります。慣性モーメント・GD2の大きな負荷に最適です。始動トルクが不明な時にも向いています。高圧のソフトスタータが必要な場合は、VTスターをおすすめします。
トルクがリニアに上昇
VTスターはモータ給与電圧を電源電圧の60%→80%→100%と3段階に順次昇圧させることで、小さな始動トルク(=ショックレススタート)で始動し途中で大きな加速トルクを得、しかも回転上昇に応じてトルクが増大するというリアクトルの特性を生かして、あたかもリニアに上昇していくような始動特性を持った理想的な始動器です。
特性

特性

高圧受電設備規程 JEAC 8011-2002に掲載されました

高圧受電設備規程

可変するトルク

●始動タップが途中で昇圧します。
●トルクも応じて上昇します。
●60%で始動しなくても80%時に始動できるので安心です。始動タップ 60%  → 80%  → 100%

始動タップ 60%  → 80%  → 100%
始動電流 60%  → 80%  →運転電流へ
始動トルク 36%  → 64%  →運転トルクへ

・始動電流は始動タップに比例します。
・始動トルクは始動タップの二乗となります。

原理
構成(第1図・第2図)
VTスター始動器は、第1図・第2図に示すように構成されています。
2段に積んだリアクトルを順番に消去して行きます。消去に従い電圧が上昇して行きます。
電光独特の方式だからこそ可能となった方式です。
動作原理

52スイッチを投入し、60%電圧にて始動させてモータの回転が、それ以上に上昇しなくなった時に

42-1スイッチを投入し「Rスター・Nスター」と同じ理論で「T1」コイルのリアクタンスを消去するとモータ電圧は80%に昇圧され64%の加速トルクを得て強力に回転上昇します。

最後にバイパス用の42-2スイッチを投入して「T1」「T2」コイルから切り離し、運転に移行します。

タイマー調整

VTスターは、タップ電圧を60%→80%→100%と3段階に変化する事によってソフトな始動、そして高トルクの加速が得られ、スムーズな運転切替が行われます。そのため、タイマーを調整することによって軽負荷から重負荷まであらゆる負荷に対応できる機能的な始動器です。

※2つのタイマーの役割は
 タイマー〔42-1〕・・・始動電流及び始動ショックを抑える時間。
 タイマー〔42-2〕・・・ トルクを大きくして加速し、電流を定格電流近くまで減衰させる時間。
タップ 60% 80% 全電圧

商品名称 可変リアクトル
基本形式 VTSB
定格電圧・周波数
定格容量
200/220V 50/60Hz
3.7kW~220kW
400/440V 50/60Hz
7.5kW~500kW
3000/3300V 50/60Hz
37kW~1250kW
6000/6600V 50/60Hz
55kW~1600kW
始動時間定格 60%(30秒)
80%(15秒)
タップ値 60%→80%→100%
リアクタンス裕度 ±10%以内
絶縁階級 B種
絶縁抵抗 5MΩ以上 30MΩ以上
耐電圧 200V級
2kV 1分間
400V級
2.5kV 1分間
3000V級
10kV 1分間
6000V級
16kV 1分間
構造 乾燥自冷式
周囲温度 -10℃~+40℃
相対湿度 85%以下
標高 1,000m以下

VTスターの基本寸法の紹介をPDFにてご紹介いたします

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